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止まらないビール離れ。出荷量5年連続で過去最低を更新。

ビール大手5社の発表によると、2017年上半期のビール類(発泡酒第三のビール含む)出荷量は前年同期と比べて1.3%減、5年連続で過去最低を更新したとのことです。


ちなみに今年6月より過度な安売りを禁止する改正酒税法が執行されましたが、その影響が出るのはまだこれからという話。となれば更なる減少ははおそらく不可避。ビール離れの歯止めは利きそうもありません。


実際、数年前と比べると私の周りでもビール需要は目に見えて減ってきたように感じます。
一昔前には定番だった「とりあえずビール」は徐々に影を潜め、ハイボールやサワーを頼む傾向が明らかに強まっているように感じるのは何も私だけではないでしょう。


ではビール離れの背景にはどんな要因が潜んでいるのか?


あくまで個人的な見解ですが、「ダイエット」や「健康」に関する世間一般の考え方が昔と変わってきた点に大きな要因があるように思えます。


典型的な例で言うとライザップですね。
芸能人を起用た大胆なビフォーアフターCMは多くの人に衝撃を与え、それとともに「糖質はNG」の印象を世間に強く広めました。
実際、コンビニの商品などを見渡しても、低糖質・ロカボをウリにする商品は今なお増加の一途をたどるばかり。
そんな流れの中において、「低糖質」であるハイボールなどの酒に人気を集めるのは確かに必然的な流れだったのかもしれません。


お酒を飲むにしても、出来る事なら体のことを考えて。


いつの間にか健康に関する概念が我々一般人の中でも変わっていったのでしょうか。


果たしてビール離れの流れは今後も減少の一途をたどるのか?
各社の戦略や時代の流れも含めて、今後の展望はまだまだ予測できません。